こんにちは、オヤジです。
「オヤジ、家を買う」シリーズ第6話です。
前回、第5話【オヤジ、家を買う】週末の内見だけでは不十分!現地を歩くことの重要性とは?では、物件選びは内見だけでなく、周辺をとにかく歩きまわることの重要性をお伝えしました。
毎週の物件内見や周辺探索をした帰り道では―

なんとなく良かったけど、前回の物件も良かったよね
こんな会話をしながら帰ることが増えてきました。当然ながら、オヤジとカミサンの意見(=好みや譲れないポイント)の違いも浮き彫りになってきました。
今回は、そんな意見のぶつかりを、オヤジオリジナルの神ツール「物件見学評価シート」で各物件の好みを数値化したお話です。
この記事は、
におススメです!
【当たり前!?】夫婦で物件を見ても意見が合わない理由とは?
株式会社AlbaLink による調査では、「家の購入時に夫婦の意見が合わなかった人は56.8%」というアンケート調査が公開されています。
参考:PRTIMES
家の購入時に夫婦の意見が合わなかったことランキング】経験者500人アンケート調査 より家の購入時に夫婦の意見が合わなかった人は56.8%
また、同記事内で、意見が合わなかった内容についても触れられており、以下の通り、1位の間取りから7位の外構まで、その理由はさまざまであることが分かります。
参考:PRTIMES
家の購入時に夫婦の意見が合わなかったことランキング】経験者500人アンケート調査 より家の購入時に夫婦で意見が合わなかったこと1位は「間取り」
「夫婦で価値観がズレるのは当たり前」ということです。
この「オヤジ、家を買う」シリーズ第2話でも少し触れましたが、育ってきた環境(=それぞれが持っているモノサシ)が違うので、価値観は当然違います。そのため、意見がぶつかり合ったときは、一緒にどんな暮らしがしたいかのすり合わせ(=共通のモノサシ)が必要です。
物件の好みを数字で比較できる『物件見学評価シート』とは?
オヤジが必要と感じた『共通のモノサシ』。
今回、オヤジの完全オリジナルで『物件見学評価シート』というものを作成してみました。
このツールは、大きく2つの軸で物件の総合ポイント(=物件のお気に入り度)を決めます。
軸①:オヤジ(カミサン)が何を優先するかを決める『重要度スコア』
軸②:物件そのものの良し悪しを決める『物件の評価』
この2つの軸の掛け合わせて、その物件の最終的な「総合ポイント」を算出します。この総合ポイントが最も大きかった物件が、オヤジとカミサンが共通で好きと思える物件となります。
我が家の共通のモノサシ『物件見学評価シート』は次回記事で大公開予定です!
【物件を採点】実際に数値化した2物件の例を紹介!
オヤジとカミサンは、この『物件見学評価シート』を使って、実際の物件に点数をつけましたのでご紹介します。
先ほどご紹介した6つの評価軸それぞれで、内見+周辺探索した結果を、客観的に評価していきます。ここでは、オヤジとカミサンで「私情を挟まず」「一緒に点数をつける」ことがポイントです。
例えば、住居周辺の環境で「その物件が駅から遠かった」とします。その場合は、その評価をそのまま反映させましょう(=低評価をつける)。
ここに私情が加わって、「でも在宅勤務が多いから気にならない~」や、「自転車買えばなんとかなるか~」といった考えは含めてはいけません。

私情は、軸①の重要度で反映させるのがポイントです!

評価軸ごとの物件の評価が決まったら、総合ポイントは自動的に算出されます。この総合ポイントが最も大きい物件が、オヤジとカミサンが良いと感じている物件です。
前回、第5話で紹介した「ピカピカ中古マンションB」は、評価軸の「住居周辺の環境」の点数が低かったのです。この軸はオヤジもカミサンも重要度が高い(=譲れない)ので、結果として、総合ポイントが伸びない結果となりました。

すごい気に入っていたのに総合ポイントが低かったのも納得
【まとめ】真剣だから楽しく!まず「譲れない項目」を出してみよう
いかがだったでしょうか。
このシートを作成したことで、話し合いが『平行線』から『共同作業』に変わった実感があります。
また、物件の見学から帰った後は、オヤジとカミサンで一緒に評価することを楽しみながら、物件の話をしていたことを思い出します。
長い人生で「家を買うこと」は、そう何度も経験できるものでもありません。真剣に選びたいからこそ、ケンカや言い争いで決めるのではなく、楽しく、お互いが納得して、一緒に住む家を決められるといいですね。
次回は、【オヤジ、家を買う】シリーズの番外編として、「物件見学評価シート」をみなさんが利用できるように公開します。ぜひ、お楽しみに!

では、今日はこのへんで。また寄ってって
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