資産見える化を無料で4年半継続!40代共働きの資産管理術(実例公開)

資産形成

 こんにちは、オヤジです。

 みなさんは、資産管理アプリは何を使っていますか?また、課金しているでしょうか。無課金でしょうか。

 資産管理アプリは便利ですが、こんな悩みはありませんか?

  • 無課金だと連携できる口座数が足りない
  • 見たい機能(例:グラフ表示など)は課金が必要
  • 一部の資産が反映されず「わが家の総資産」が見えにくい

 オヤジ家(共働き40代・子育て世帯)もまさに同じ悩みを抱えながら「総資産をどうやって管理するか」を試行錯誤し「無課金アプリ+スプレッドシート+Google Looker studio」での資産管理にたどり着きました。

 2025年8月時点でこの方法を4年半もの期間続けていますので、今回はデータが蓄積されたグラフとともに、我が家の総資産推移を紹介したいと思います。

オヤジ
オヤジ

具体的な金額までは非公開ですが、資産の増え方や割合を紹介します!

 この記事はこんな方におすすめです。

  • 無料の範囲で資産管理を工夫したい方
  • アプリ連携だけに頼らず、自分で総資産を把握したい方
  • 「支出管理」より「資産がどれだけ増えたか」を知りたい方
  • 子育て世帯として、将来に備えながらも“前向き”に資産を見たい方

無料でも資産見える化を継続できた理由(共働き40代の実例)

 一般的には、「家計管理」として日々の支出を管理していくスタイルが多いですし、オヤジ自身も大切だと感じます。

 無駄遣いをやめて、支出を抑えて、預貯金や投資で資産を大きく育てていくということを考えると、「今月何にいくら使ったか」を把握することはとても大切です。

 最近では、家計簿アプリや資産管理アプリもいろいろな種類がありますので、オヤジが利用しているアプリと合わせて紹介します。

【資産の見える化】「支出管理」ではなく「総資産管理」の目的とは

 一般的な管理とオヤジが少し違う点がまさにコレです。

 「毎月の支出を細かく管理する」のではなく「総資産先月からどれだけ変動したか」を定点観察しています。 

 多くの人が家計簿アプリで「何に使ったか」を追いますが、オヤジ家は逆です。

 誤解が無いよう補足すると、当然ながら「ある程度の出費」は把握しています。電気、ガス、水道、通信費、住宅費、税金等々・・・。

オヤジ
オヤジ

無条件になんでも自由にお金を使っているわけではありません

 ただ、フォーカスしているのは「資産がどれだけ増えたか」「今の総資産はいくらなのか」で、毎月1日に総資産額を確認するようにしています。

 毎月グラフで資産が増えているのを見ると、「今月も頑張ったな」とポジティブな気持ちになれるんです。

 「あれに使いすぎた」「この出費抑えないと」というマインドばかりになると少し息苦しくなってしまうので、子育て世帯にとって、前向きに資産を捉えることは心の支えにもなります。

資産管理アプリを無課金で使い続けた理由とメリット

 最近は、資産管理アプリも様々な種類がありとても便利だと思います。

 実際オヤジも以下のような資産管理アプリを使っています。

 ただ、オヤジは「アプリ無課金派」のため、一部機能も制限されていることもあり、便利な機能を利用しきれていない状況ではあります。

オヤジ
オヤジ

オヤジは無課金勢なんですよね

  • MoneyForward
    • 銀行口座、証券口座、確定拠出年金口座など様々な口座と連携可能で非常に便利
    • カード払いや引き落としも連携されて支出管理も可能
    • 有料プラン(約500円/月)にすると、資産推移のグラフや口座無制限が解放される
    • 無料版だと、連携できる口座数は10件まで、グラフ表示も制限される
  • ロボフォリオ
    • 証券口座の資産をまとめて見ることができる
    • 株式の管理には非常に便利
    • 証券口座の管理用アプリのため、銀行口座など現金や年金などは連携できない

 無料でも十分便利ではあるものの「無料連携できる口座数の上限」や「グラフ表示が制限される」、「管理したい切り口の情報整理ができない」等の問題に直面します。

実践した無料ツールと管理方法

きっかけは住宅購入前のFP相談

 数年前、住宅購入を考えた時にファイナンシャルプランナーに相談しました。その時のお話はこちらの記事をご覧ください。

 相談するときの前準備として、現金、株式、年金(確定拠出年金、iDeco)など、「今の総資産」を棚卸ししました。

 エクセルに資産をすべて書き出した時、ふと思いました。

オヤジ
オヤジ

これ毎月やれば資産の推移が可視化できる!

 それに気づいてから定点観測を初めて習慣化しました。2025年8月現在で、丸4年半、毎月1日に資産を記録する生活になりました。

【完全無料】スプレッドシート + Google Looker Studioを活用した見える化術

 オヤジの無課金総資産管理術には、以下の方法で行っています。

オヤジ流総資産管理方法
  1. 無課金アプリで資産を確認(MoneyForwardを主に利用)
  2. スプレッドシートに情報をまとめる
  3. Google Looker studioに自動連携してグラフ化

参考: Google Looker Studio より

無料のLooker Studio と、有料版のLooker Studio Pro があります。
さまざまなソースデータと連動できて、レポート化ができるので非常に便利です。
※オヤジは無料版のみ利用しています

 まさに自分で管理したい情報を得られるように、資産管理をアプリだけでなく個人向けにカスタマイズした内容です。

 アプリですべてを自動的に管理するのもいいですが、オヤジは一部手動で手間もかけています。

 そもそもオヤジはこのような整理や管理をコツコツやっていくことが好きなので、面倒くさいと思ったことはなく、楽しみながら総資産管理を行っています。

 コツコツ好きなオヤジについては、こちらの自己紹介記事も合わせてご覧ください。

累積データから読み解く資産推移と戦略

 Googleスプレッドシートに元データを集め、Google Looker studioに自動連係で可視化した実際のグラフを大公開します。

グラフで見る総資産推移──増減のポイントとは?

 まずは、総資産額の月次推移グラフです。

オヤジ家の総資産額月次推移(2025年8月時点)

 まず、グラフの説明は以下の通りです。

  • 色分けは、青は現金緑は年金(iDeco,確定拠出)赤系は株式(ピンク、オレンジ含む)
  • データ取得開始時期は2021年3月
  • 直近データは2025年7月(8月1日時点データを7月末データとする)
  • 縦軸は資産総額を示す(マスクしています)

グラフで見る資産比率(ポートフォリオ)推移──比率変動のポイントとは?

 つづいて、オヤジ家の資産割合(ポートフォリオ)のグラフです。

オヤジ家のポートフォリオ月次推移

グラフの説明は以下の通りです。

  • 総資産を100%とした時の比率を棒グラフで表現
  • 総資産推移同様、青は現金緑は年金(iDeco,確定拠出)赤系は株式(ピンク、オレンジ含む)
  • “現時点”だけでなく”月次推移”がGoogle Looker Studioなら可視化できる

総資産推移とポートフォリオ構成推移から見える資産強化のヒント

 では、これら2つのグラフを分析してみます。

 まずは、総資産推移グラフから、

  • 総資産が右肩上がりで増えている
  • 現金は緩い右肩下がり年金は微増株式は大きく右肩上がり傾向
  • 総資産の増加は直近の株式市場の恩恵を大きく受けていそう

 続いて、資産割合(ポートフォリオ)グラフから、

  • 現金比率が大幅に減少(65%超から20%弱へ)
  • 年金比率はほぼ横ばい
  • 株式比率が大幅増加(20%から60%超へ)
  • つまり、現金と株式の比率が4年半で逆転した結果

 2つを組み合わせてみると、資産が増えている背景は2020年から本格的に始めた株式投資で「現金から投資へのシフト」が功を奏し、「偶然にも株式市場の好調の波にうまく乗れた結果」という状況と考えています。

 こちらの記事に書いた、子どものための資産形成でお金の貯め時をうまく活用できているとも言えそうです。

 逆に、株式の動向次第では総資産が簡単に大幅減するリスクもあるので、しっかり働いて現金を増やしていく必要もありそうです。

オヤジ
オヤジ

まだまだ働かないといけないですね

まとめ|資産見える化は「無料」で始めやすく継続できる

 いかがだったでしょうか。

 今は便利なアプリがあるなかで、少し手間もかけつつ自分が確認したい切り口での分析方法をご紹介しました。

  • 資産管理を無課金アプリだけでは「連携数の上限」や「可視化できる機能を利用できない」といった制約が出てくる
  • 我が家は「資産管理アプリ無課金 + スプレッドシート + Google Looker Studio」で補完
  • 4年半毎月続けることで総資産の推移を“見える化”できた
  • 子育て世帯にとって「使った額をこまめに管理する」だけでなく「増えていく総資産を確認する」のもメンタル健康につながる

 多少手間はかかりますが、こまめに管理することが好きな無課金勢の方(ピンポイント過ぎ・・・)には、とても向いている方法です。

 無課金で楽しみながら資産管理するにはGoogle Looker Studio がとても便利です!

 ぜひ試してみてください。

オヤジ
オヤジ

では、今日はこのへんで。また寄ってって

コメント