【育児がラクになる!父親の声かけ工夫術②】『拾えばいい、拭けばいい』編

育児

 こんにちは、オヤジです。

 こちらの記事では、オヤジが家庭で実践している『コール&レスポンス育児』を始めたきっかけや、この声かけをしたことで家庭が和やかになったお話を紹介しました。

 今回はその続編として、子どもが、食べ物をこぼしたり、物を落としたりといった『よくあるトラブル』を、前向きなアクションに変えるための声かけ術です。

 育児が楽しくなって、子供の成長も感じられる。それでいて、ちょっと大人もラクができる!そんなオヤジ家の『コール&レスポンス育児』術です。

 今回は「〇〇すればいい!」の前向き声かけです。

 この記事はこんな方々におススメです。

  • 子どもとの会話をもっと楽しくしたい方
  • 1歳〜3歳ごろの声かけに悩んでいる方
  • 子どもが自律して行動につながる言葉を身につけてほしい方
  • 親としてストレスばかりの日々から少しでも解放されたい方

肯定的な声かけとのオヤジの声かけの違いとは?

 子どもが失敗したとき、どんな言葉をかけていますか?

 「肯定系の言葉」が良いと一般的には言われています。普段はこれを意識していますが、オヤジ家ではもう1つ工夫しています。

 それは、「このときはこう返す」という“型”をセットで一緒に提示する声かけです。これが、オヤジ家の「コール&レスポンス育児」です。

 今回の2つの「〇〇すればいい!」について、肯定的な声かけとの違いは以下の通りです。

肯定系声かけとオヤジ家のコール&レスポンスの違い

【実例:拾う編】「拾えばいい!」で泣いて待つがなくなる

 子どもばものをテーブルから落とすことはよくあります。

 食事中のお箸、お絵かき中のクレヨン、遊んでいたブロックおもちゃ…等。

 我が家のちび姉も最初は落とすたびに泣いて訴えて、親に拾ってもらうのを待っているだけでした。その都度、テーブルの下に落としたものをオヤジやカミサンが拾っては、

オヤジ
オヤジ

両手で持とうね!

カミサン
カミサン

テーブルの真ん中に置くと落ちないよ!

 なんて「肯定系」で教えていましたが、ふと気が付きました。「落としたら」「(自分で)拾えばいい」んです。

 以降、オヤジ家のコール&レスポンス育児で「この時はこうすればいいんだよ」をセットで伝えるようにしました。

オヤジ
オヤジ

落としたら、拾えばいい!だね

 当然、最初は「落とす」も「拾う」も意味が分かっていなかったちび姉ですが、言葉を覚えた頃には、これらの言葉をセットで言ってくれるようになりました!

 さらに、それを言いながら自分で落としたものを拾ってくれるようになったのです。

オヤジ
オヤジ

落としたら?

ちび姉
ちび姉

拾えばいい!

 正直、この言葉の効果はすごいです。本当に嘘だと思って続けて言ってみてほしいです。

 ただ単なる肯定系の言葉だけでなく、「行動が伴う言葉をセットで伝える」ことが、ほんの少し育児がラクになり子供の成長も感じられるきっかけになります。

【実例:拭く編】「拭けばいい!」で家のキレイが保たれる

 こちらも「行動が伴う言葉セット」です。

 子どもの食事は飲み物、食べ物をとにかくこぼします。

 そのたびに、テーブル、床、衣服をオヤジやカミサンが拭いてあげるのですが、これも気づいたのです。「こぼしたら」「(自分で)拭けばいい」んです!

 あとは、ただただ伝えるだけです!

オヤジ
オヤジ

こぼししたら、拭けばいい!だね

 そして、子どもがこの言葉を理解し、自分から拭くようになるまでは一緒に拭くのを手伝ってあげればいいだけです。

まとめ|子どもが自律して育児が少しラクになる

 これら2つの言葉を学んで、理解して、行動に移せるようになったちび姉のその後はというと…。

  • 自分から進んで「拾って」「拭く」ようになった
  • 泣いて動けないということがなくなった
  • なんと弟のちび助にも「拾えばいいんだよー」と教えてあげるように
  • 親はそれを遠くでみて褒めるだけ!
オヤジ
オヤジ

子どもの成長をラクをしながら楽しんでいます

 はじめのうちは、モノを落としたりこぼしたりして泣いているちび姉に、「大丈夫だよ」と伝える目的で「拾えばいいんだよ、拭けばいいんだよ」と話しかけていました

 これが「行動を伴うコール&レスポンス」に成長してくれました。

 声かけの工夫でこんなに子どもの行動が変わるのが本当に楽しいですし、嬉しいです。

 第2弾の紹介は以上ですが、第3弾もお楽しみに!

オヤジ
オヤジ

では、今日はこのへんで。また寄ってって

コメント