こんにちは、オヤジです。
3~4歳にもなると、親の言っていることを理解できるのはもちろん、子ども自身の語彙も増えて会話が普通に成立するようになってきます。(オヤジ家の登場人物はこちらです)
会話ができるようになって楽しい日々が続くかと思うと、そうとも限らないです。
ふと、気に入らないことがあると「物を投げたり」「親を叩いたり」するようになりました。

ちび姉が初めて全力の怒りを込めてモノを投げる姿を見たときはとても驚きました
多少ヤンチャである分には全く問題ないですが、保育園や外出先などでお友達にケガをさせるといけないので、オヤジもそれなりに叱るようにしています。
ただ、父親として「もっと厳しく叱るべきか?」「そもそも伝わっているのか?」と迷う瞬間がとても多いです。
オヤジ自身、3歳のちび姉が癇癪を起こし、物を投げたり叩いたりする場面に直面しています。
この記事では、そのとき 父親がどんな叱り方をしているか、そして“どこまで伝わっているか分からないけれど続けている内容” をまとめます。
正直、これが正解か分かりません。いつか将来、正解だったのか、間違っていたのか判る日が来るのかも分かりませんが、いち親としてどう対処しているか紹介したいと思います。
この記事はこんな方に読んでほしいです。ぜひ、みなさんの家庭での対応方法も教えてください。
3歳児の子どもが物を投げる・叩くのはなぜ?
3歳前後は言葉は増えてきても「感情を言葉で表現する力」がまだ未熟です。
嫌な気持ちやイライラをどう処理していいか分からず、瞬間的に「投げる・叩く」で発散してしまうことがよくあるようです。
参考:ベネッセ教育情報 より引用
3歳児の癇癪の原因や対処法は?物を投げるのはやめさせられる? (一部抜粋)
子どもがいざ自分で履こうとするとうまくいかず、その結果癇癪を起こすこともあります。つまり、この時期の癇癪は「やりたいことを阻止された」場合や、「やりたいことがうまくやれない」ことによって生じやすいと言えます。
3歳頃にこのようなことが起こりやすいため、この時期は第一次反抗期と言われます。第一次反抗期は、癇癪を起こしたり、「イヤイヤ」と駄々をこねてわがままばかりで、保護者には好き勝手に行動しているように見えます。しかし「自我」が芽生え始めるのが第一次反抗期の大きな要因であり、大事な成長過程のひとつです。
ちび姉が物を投げた際、「なんで投げたの?」とすぐに聞いても黙り込んでしまい、少し気持ちが落ち着いてから聞くと「わからない」と答えます。

気持ちに共感してあげるのも難しいんですよね・・・
物を投げた時の叱り方
あくまでもオヤジのやり方です。
正解ではありませんが、参考のひとつになればと思います。オヤジ個人の見解ですが、それなりに厳しく叱っている認識はあります。
① まずは「なぜ投げたの?」と会話
癇癪が落ち着いたタイミングで、1対1で「なんで投げたの?」と聞きます。
実際にあったやりとりです。

なんで投げたの?

・・・(黙り込む)

嫌なことがあったの?

嫌だった

嫌だったんだね。何が嫌だったの?

・・・(黙り込む)
これを聞いたときに「本人も何が嫌だったかわからない」「瞬間的な感情が止められなかった」ときの行動だったのかなと感じました。
② 危険性を具体的にイメージさせる
「今投げたオモチャ固いよね」
「固いものを投げたらどうなると思う?」
「お友達にあたったらお友達どうなると思う?」
こう問いかけると、ちび姉は「痛い」と答えたり、「えんえん泣くと思う」「血が出る」と返してきました。
ほとんど誘導尋問なところもあり、言わせている感は否めませんが繰り返し具体例を伝えることが大切だと考えています。

目に当たると目が見えなくなるんだよ
③ 自分に置き換えさせる
「ちび姉はオヤジが好き? もしその好きなオヤジが固いものをちび姉に投げたらどう思う?」
「ちび姉に当たって痛かったらどう?」
「血がでちゃったらどうかな?」
「目が見えなくなったらどう思う?」

悲しい気持ちになる
このあたりは想像力が必要なので3歳の子どもにはなかなか難しいです。それとなく「悲しい」とは言ってくれて嬉しい気持ちもありますが、まだまだ理解していくには時間が必要かなと思います。
④ 父親の気持ちを伝える

最後に必ず伝えるのは、
「オヤジはちび姉が大好きだから、物を投げられると悲しい気持ちになる」
「オヤジはちび姉が大好きだから、物を投げてほしくない」
という気持ちです。
「禁止」ではなく「大好きだから」という前提を伝えることで、叱り方が一方的にならず子どもにも届きやすくなるような気がしています。
どこまで伝わっているのか?
正直に言うと今の段階では「完全に理解している」とは思えませんし、3歳児に対して「理解しなさい」というのは無理があります。
でも、理解していなくても“会話を積み重ねる”ことが大切だとオヤジは考えています。
これらは一度で身につくものではなく、繰り返しの中で少しずつ積み重なっていくものだと思っているからです。
まとめ|叱り方に正解はないし家庭それぞれ
いかがだったでしょうか。
正直、正解は全く分かっていません。10年後に正解が判るのかどうかも分かりません。
同じ叱り方でも、家庭によって、子どもによって、親によって、全く結果も異なります。

ちび姉とちび助でも結果は変わると思います
ですが、ちび姉の言動を見て、親としても大切な学びもありました。
- 3歳が投げたり叩いたりするのは「感情処理」の一つで理由を言えなくても自然なこと
- 父親としては「危険性を具体的に伝える」「自分に置き換えさせる」「大好きだから伝えている」と会話形式で叱る
- 今は理解ができなくても会話の積み重ねが必ず将来につながると信じる
3歳の叱り方に「これが正解」というものはありません。
ただただ「ダメ!」だけでなく「一緒に考える」姿勢を見せることは、父親だからこそできる関わり方ではないでしょうか。

では、今日はこのへんで。また寄ってって
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