【投資ド素人】30代後半から始めた資産形成|初心者が学んだ“増やすコツ”3選

資産形成

 こんにちは、オヤジです。

 オヤジが社会人として働き始めた2000年代~2010年代前半というのは、現在の2025年と比較してもそれほど「資産形成」「株式投資」という言葉は一般的ではありませんでした。

 【株式投資】と聞くと、どこか「ギャンブル」のような印象も強く、また、お金持ちがお金を増やすための手段詳しい人だけが扱えるもの、と感じていて、オヤジには無縁だなと思っていました。

オヤジ
オヤジ

自分には無理、できない、って勝手に思ってました


 一方、旧NISAが始まった2014年頃から徐々に世間でも広まり、また、ネット証券の隆盛もあり、この10年で大きく変革したように感じます。

 オヤジ自身もまた、貯金一辺倒だったころから「お金に働かせたい!」という思いはボンヤリもっていたものの、ど素人で、無知で、頑張って貯金したお金が減ることが怖い、そんな気持ちが先行してなかなか株式投資には踏み出せていませんでした。

 そんなオヤジがどうやって株式投資に身を投じ、どのように資産形成を行っているか、その結果はどうなのか、オヤジの考えや実体験も含めてご紹介したいと思います。

オヤジ
オヤジ

最初は本当に何も知らなかったです

はじめに|30代後半、完全な初心者からのスタート

 30代後半、結婚。それまでオヤジは貯金一辺倒。生活費は最低限に、人並みに貯金だけはチマチマと増やしていましたが、投資や資産形成には全くの無知な「投資ド素人」でした。

 そんなオヤジが、2020年から本格的に資産形成を始めて5年経過した今、資産は、

  •  投資額に対する現在の評価額は1.5倍以上
  •  2020年と比較して総資産は約3.3倍以上

 に拡大しています。

 それは、難しい知識やプロのテクニックではなく、「基本に忠実だった」からです。もちろん、オヤジは「運が良かった」一面もありますが、

 本記事では、当時のオヤジのような“これから資産形成を始めたい初心者”に向けて、オヤジが最初に学んだ「増やすコツ」を3つにまとめてお伝えします。

オヤジ
オヤジ

株式投資を全力で推奨するものではありません。今では世間でよく言われていることですが、それすら知らなかったオヤジの学びが少しでも参考になれば。

資産形成を始めた理由|きっかけは“家族のこれから”

オヤジが本格的にお金の勉強を始めたのは、カミサンと結婚したときでした。

  • 「カミサンと旅行に行きたい、おいしいもの食べたい」
  • 「もし子供ができたらいろいろな経験・体験させてあげたい」
  • 「養育費ってどのくらいかかるのか」
  • 「持ち家?賃貸?今後どうする?」
  • 「老後2000万円問題」
    などなど

 それほど物欲があるわけでもなく、裕福を求めているわけではなかったです。もちろん、お偉い政治家の方々が論じる「老後2000万円問題」を鵜呑みに、怯えていたわけでもありません。

 とにかく冷静でした。

が、今のままでは「お金を理由に諦めること」「選択肢が狭まること」も出てくるのかな、という漠然とした不安がありました。

 そんな不安もあり、まずはネットの情報を読み漁り、YouTubeを見て情報入手し、証券会社を選んでNISAの口座を開設しました(当時は、旧NISA口座)。最初はチンプンカンプン。でも「今動かなきゃ」と感じたあのタイミングが、オヤジの第一歩になりました。

オヤジ
オヤジ

小さな小さな一歩。でも、今となっては本当に大きな第一歩でした。

本格株式投資5年で資産3倍に!?|オヤジが学んだ“増やすコツ”3選

 本当にド素人だったオヤジ。そんなオヤジが資産形成・株式投資に本格的に始める際に学んだ”お金を増やすコツ”3選をご紹介します。

 オヤジはこれを知って、「やってみよう!」と思いました。

オヤジ
オヤジ

自分でも「やれる!」、これなら「できそう!」って思ったんです

学んだコツ①複利とは

 「複利」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?オヤジは「なんとなく聞いたことはあるけど、理解していない」という状況でした。

 簡単に言えば、“利息が利息を生む”という仕組み。

オヤジは、オリラジ中田敦彦さんのYoutube大学で学びました。
# 2025年5月現在、Youtube大学の「お金の授業」シリーズは非公開になっているようです。

 まずは、イメージから。

ウェルスナビ参考:リターンがリターンを生む「複利」のチカラ

卵を食べるか、ニワトリに育てるかで差が出る
単利と複利のイメージ図


 上記のイメージを持ちつつ、続いて「お金」で具体的に考えます。

 例えば、年5%で運用するとして、1年目は元本100万円が105万円に。2年目は、その105万円に5%がついて110.25万円になります。これを30年間継続すると、

  • 単利で運用した場合と比べて「+182万円」
  • 元本100万円と比べて「+332万円」

ウェルスナビ参考:リターンがリターンを生む「複利」のチカラ

 もちろん、毎年必ず5%のリターンが確実に得られるわけではありませんが、複利時間を味方にすることで、“雪だるま式”にお金が増えていくことを理解しました。

学んだコツ②インデックス投資とは

 投資初心者のオヤジにとってピッタリだった投資手法、それは「インデックス投資」でした。

 「インデックス」という言葉自体もよくわかっていなかったオヤジ。もともとオヤジが持っていた「株式投資」に対するイメージは以下のようなものでした。

株式投資のイメージ
  • どこかの企業の株を個別に買うこと(企業の分析/品定めスキルが必要)
  • 安い時に買って、高い時に売ること(絶妙のタイミングを図らないといけない)
  • パソコン画面に張り付いて1分1秒の戦いをしなければいけない

 これは所謂「アクティブ投資」と呼ばれるものですね。これに対して「インデックス投資」とは市場全体の平均に連動する投資信託やETFに投資する方法です。

リベラルアーツ大学:インデックス投資って何? 参照

 ここで学んだ「株式投資」は、もともとオヤジが持っていたイメージと「すべてが逆でした。

シン・株式投資に対する理解
  • 企業を1つ1つ選ばなくてよい
  • 買うタイミング、売るタイミングを全く考えなくてよい
  • ほったらかしでよい

 個別株のようなドキドキも少なく、放っておいてもいい。プロ選定してくれた企業群(企業詰め合わせパック)で、定期的に入れ替えしてくれる。だからこそ、知識ゼロで初心者、平日は仕事をしているオヤジでも始められる投資法があることを理解しました。

オヤジ
オヤジ

しかも、良いインデックスファンドを選びんでおけば、アクティブファンドよりも良い成績が残せることが多いらしいです

学んだコツ③超長期投資(15年積立で見える勝ち筋)とは

 「複利」と「インデックス投資」を知ったオヤジ。でも、ここで1つ大きな疑問が出てきます。

オヤジ
オヤジ

いくら良いインデックスに投資しても暴落したらマイナスになるんじゃ?

 答えはYESです。何が起こるかわからない。当然マイナスになることもあります。
 でも、このYESを限りなくNOに近づけることができそうなんです。「石橋を叩き割るタイプ」のオヤジが次に学んだこと。それは、超長期投資をすることでした。

NOMURAアセットマネジメント「お金を育てる研究所」:
 長期投資の「長期」とは何年?メリットと併せて解説 参照

②保有期間からみる長期投資の効果(世界株式) 

 資産運用って短期で結果を求めると失敗しがち。だけど、15年、20年という長期目線で積み立てていくと“勝ち筋”が見えてきます。インデックス投資と長期でいろいろ調べると、このグラフは本当によく目につきます。

 もちろん将来の利回りは決して保証されませんが、毎月積み立てて、手を出さない」だけで勝率はグンと上がりそうだと理解しました。

 そしてこの投資手法、なんといっても、

  • 20代前半で社会人1年目からコツコツ貯金をしてきた
  • データを重視する

 そんなオヤジにとって「これ以上ない」「ピッタリな」投資手法でした。そして、初心者だったことが功を奏し、「15年続ければ絶対勝てるんだ」と素直に信じれたことです。
# もちろん、この世に100%なんてないのですが。。。

【オヤジの考え】知って見えた結論|オヤジはこれでいく

 いろいろ学んで、オヤジが出した1つの結論です。

オヤジの考え

資産形成の軸はインデックスで超長期

 30歳後半で始めて15年~20年後の50代後半。その時に、仕事に縛られず気持ち的にも体力的にも余裕を持って家族と過ごしたい。そのために超長期で絶対に負けない資産形成をしていくことを決めました。

おわりに|オヤジが伝えたい「最初の一歩」

 僕は2020年、完全な初心者から資産形成を始めて、5年で資産を3倍以上に増えました。とはいえ、特別な才能があったわけでも、完璧なタイミングで買えたわけでもありません。

株式投資を始めるにあたってオヤジが学んだこと(決めたこと)3点、

  • 時間を味方にして複利を活かす
  • 平均を狙うインデックス投資を軸にする
  • 15年スパンで続けること(買った株式を売らないこと)を決めた

 最初の一歩を踏み出しただけで、見える世界が変わりました。これから資産形成を始めたい方の、“リアルなオヤジの体験談”として、少しでも参考になればうれしいです。

次回予告

 最初の一歩を踏み出したオヤジ。

 その後の、証券口座開設からインデックス銘柄の選定、そして世界中を震撼させたあの騒動の舞台裏をご紹介したいと思います。

オヤジ
オヤジ

では、今日はこのへんで。また寄ってって

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